歯ブラシを変える意味

あまり、衛生的でない歯ブラシを、使い続けてしまうことは、自分自身の健康を、大きく損なうことにつながってしまうということを、よく、理解しておくことが重要だと、言えるでしょう。

最近の研究では、虫歯が、全身の病気に関わっている、などという結果も出ているなどという風に聞いたことがありますが、それに対して、歯ブラシの菌が影響するぐらいに、不衛生なものを使ってしまっていれば、全身の病気に、自分自身が積極的に加担しているとも、受け取られませんから、気をつけておくことが必要だと言えるでしょう。

インターネットでは、歯ブラシは、毛束が開くまで、使っていいのではないかという声や、どれくらい使ったら変えればいいのか、わからないという声や、そもそも、歯ブラシは変えなくてはいけないのか、熱湯などにつければ再利用することができるのではないだろうか、といった様々な声が聞かれていますが、はっきり言ってしまえば、1ヶ月に1回、を目安に、歯ブラシを変えておくと、健康的なブラッシング生活が送れると言えるでしょう。

歯ブラシによっては、残念ながら、1ヶ月もたないものもありますが、基本的には、1ヶ月を目安に、歯ブラシを変えるというふうに考えておくと、いいと思います。

しかし、1ヶ月を待たず、毛束が開いてしまっているものなどは、適切に、プラークを除去することができませんから、早めに、変えておくことが必要だと言えるでしょう。

高齢者の「嚥下障害」を予防しよう

皆さんが口から取り込んだ食べ物や水分空気などは、「食道」や「気管」に入り込み、皆さんの身体機能を維持するためのエネルギー源として活用されていきます。口から取り込んだ食べ物や水分は「食道」へ、空気は「気管」に、本来は取り込まれるはずですが、年齢とともに「飲み込む力」や「咀嚼の力」が衰え始めると、食べ物や水分が誤って気管に入り込んでしまうことがあるようです。「飲み込む力」や「咀嚼の力」が衰えてしまい、うまく飲み込めないことを「嚥下障害」と言います。「嚥下障害」は、「誤嚥(ごえん)」を引き起こし、高齢者など免疫力が弱まっている人々が「誤嚥」を引き起こすと「肺炎」などを発症する原因に結びついてしまうと考えられているようです。「誤嚥」が引き起こす「肺炎」は、「誤嚥性肺炎」などとも呼ばれ、高齢者の死亡原因の上位にもランキングされております。「誤嚥性肺炎」の原因ともなりうる「嚥下障害」を予防するためには、毎日の口腔ケアに加え、歯科などの専門医の定期検診などを受診することが重要視されております。「嚥下障害」は、食べ物や水分などだけではなく自分自身の唾液を誤って気管に取り込んでしまうことからも「誤嚥性肺炎」」を引き起こすと言われておりますので、高齢者にとっては毎日の口腔ケア習慣の有・無が命取りとなってしまいかねないのです。

正しい歯ブラシ選び

正しい歯磨きブラッシングは、正しい歯ブラシ選びから始まるのとも言われております。とは言いつつも正しい歯ブラシの基準というものがなかなかわかりづらいところでもあります。いつも歯ブラシの買い替え時期には、何となく以前購入した歯ブラシを手に取ってしまわれていらっしゃる方々も少なくないのではないでしょうか。ドラッグストアには星の数ほどを歯ブラシが並んでおりますが、実際に皆さんがその星の数ほどもある歯ブラシの中から選択されている1本とはどのような歯ブラシになりますか。歯ブラシ選びに重要なことは、まず歯ブラシの形状における各パーツが、皆さんにとってふさわしいものであるのかということが重要となるようです。歯ブラシは、主に「ヘッド」「ハンドル」「ネック」などと呼ばれる3パーツに分類され認識されることが多いですが、それぞれのパーツが、皆さんのお口にとって最適であるものを選びのかなくてはなりません。またお口の形状というのは個人差があり、歯の形は大変複雑のものですから、多くの方々から評価の良い歯ブラシであっても、皆さんにとって最適な歯ブラシであるということは言い切れないことをまずご理解いただきたいたいです。また皆さんのお口の中は、年齢とともに変化を遂げますので、年齢を重ねるごとに歯磨き選びの見直しなども重要となってくるでしょう。毎日のデンタルケアをきちんと行なっているにも関わらず、歯科医の定期検診なので、必ず虫歯や歯周病が見つかる方は歯ブラシ選びが、ずうまくいってない可能性もあります。

50代以上の方々に、口内トラブルなどに関してアンケートを取ってみると、若い頃に正しいデンタルケアを身につけておけばよかったなどといったようなコメントが数多く寄せられるそうです。歯の健康は、失ってからでないとなかなか分かりづらいものでもありますが、実際に日本人の多くが歯の痛みや炎症が出てからでないと、歯医者さんには行きたくないというような思いがあるようです。実際に皆さんが直近で歯医者さんに行かれたのは何時頃でありましたか。最近では、予防としてご家庭でご自身の歯をケアできる様々な製品が出回っておりますので、歯医者さんでの定期検診が苦手という方であっても、ご自宅でご自身の歯のケアを試みながら、積極的に歯の健康チェックを行っていただきたいものです。お口に合った歯ブラシをお選びいただくとともに正しいブラッシングやデンタルフロスなどを使って、歯と歯のあいだの汚れをきちんと取り除くことなどが重要であるようです。ご自宅では、すでに固まってしまった歯垢を除去することは難しいですが、食後に正しいブラッシングやデンタルケアを行っていれば、ある程度の歯垢は防げると考えられているようですので、なかなか歯医者さんに行く勇気がないという方は、予防としてのご自身での正しいデンタルケアを身につけてみてはいかがでしょう。

虫歯の治療法

虫歯の治療法には、大きく分けて3つの方法があります。「詰める治療」「被せる治療」「欠損を補う治療」の3つです。今回はその方法をそれぞれ診ていきたいと思います。まずは1つ目の「詰める治療」です。これは比較的軽度のむし歯に対して行う治療です。虫歯になった箇所を削り、保険適用の治療ではプラスチック(レジン)やパラジウム合金などを用いて詰めます。詰め物はインレーとも呼ばれます。保険適用外のものとなると、アレルギーや咬み合わせ、審美面なども考慮した金合金のメタルやセラミックなどで治療を行う事も可能となっています。続いて2つ目の「被せる治療」についてご紹介します。こちらは、歯髄をとったり、歯冠が大きく損なわれている詰め物による治療で対応が出来ないという場合に用いられます。「クラウン」とも呼ばれたりします。こちらも詰める治療同様、保険適用外となりますが金合金・セラミックでの治療が可能です。そして最後に「欠損を補う治療」について。こちらの治療法に関しては、残念ながら歯を失ってしまった場合に行う治療となります。歯の欠損数が少ないのであれば「ブリッジ」と呼ばる方法で、多くの歯が失われてしまっている場合には入歯治療となるのが一般的など言えるでしょう。入歯も、素材によっては保険適法で出来る物と保険適用外の治療となるものにわかれます。また、入歯やブリッジでの治療以外に、手術をしてインプラント(人工歯根)を埋入するという人もいます。

日本はセラミックス系が多い

1970年代ごろから金属製のインプラントが少しずつ行われるようになっていきました。1980年代になると、セラミックスの一種で毒性がなく、生体から排除されにくく尚且つ硬くて手軽な「バイオセラム」という人工歯根が登場した事をきっかけに急速に広まりました。1990年代~2000年代には更に他の素材による新しい型のインプラントが登場しました。セラミックス(陶材)系と金属製のに大別され、日本ではセラミックスが圧倒的に多いとされています。インプラントは感染症のリスクも付き纏うが、例えば「適応を厳しくし、且つきちんと磨く人にのみ施術をする」など工夫を凝らせば十分に役立つものだと思われます。骨と融合するのは、水酸化アパタイトを用いた「アパセラム」。強い人工歯にもなり得るが、前述したリスクと治癒期間の長さが課題だと言えます。チタン合金・金合金・ジルコニアと様々種類があるのですが、ジルコニアは審美性・強度・生体親和性すべて兼ね備えた最高品質になります。セラミックス系の中で現在最も硬い素材です。金属を使用する事なく、しかし金属並みの強度を誇ります。歯垢が付着しにくく、衛生面にも優れる為歯周病患者さんに適していると言えます。しかし、他の天然の歯を傷付けてしまわないかという点が課題点だと言えるでしょう。

年齢のサイン「唾液の分泌」

皆さんの口内には300~700種類前後の菌がいると言われています。特に就寝中には、お口の中の状態が密室状態になっているので、雑菌の繁殖が活発化されると言われています。こんな情報を小耳にはさんでしまうと恋人たちのモーニングキスに抵抗を感じてしまう人もいることとは思われますが、基本的に人の口内には良い菌もいますが悪い菌もいるものなのです。若い頃は、どんな食べ物を口にしても、翌日には口臭にはひびかなかったという方も、年齢とともに口臭が出始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。口内環境は、年齢とともに変化してしまうのは仕方がないことです。身体の機能が低下するように、お口の機能も低下してしまうのはごく自然なことです。若い頃は梅干しやレモンを想像しただけで唾液の分泌が促されたのに、年齢とともに口内の渇きを感じる方はいらっしゃいませんか。口内の唾液の分泌力が低下してしまうと唾液の殺菌作用が不足してしまい雑菌が活動しやすくなる口内環境に至ってしまうのです。急性的にドライマウスになった時には、お口の中の渇きに敏感になるものですが、年齢とともに徐々に唾液の分泌力が減少してくるとどうしても、口内環境の変化に気付きにくいものです。唾液を分泌しやすくするようにガムを噛む習慣を身に付けたり、日中はなるべく定時に水分を口に含むような習慣を取り入れることも良いでしょう。

日頃のケア

矯正治療を始めると、日常の生活面で気を付けるべき事がいくつかあります。まずもって「食後の歯磨き」です。歯の表面にブラケットが接着されており、そこに細いワイヤを張り巡らせる事で治療を行っていきます。ですので、どうしても歯間や装置に汚れが付着しやすいのです。放っておけば無論口の中は不潔になり、ゆくゆくは虫歯になってしまうでしょう。従って、矯正治療がスタートしたら、これまで以上に丁寧な歯磨きが必要となるでしょう。しかし、虫歯以上に歯槽膿漏が心配です。歯槽膿漏の最大の原因である歯肉炎が怖いのです。ブラケットの接着剤のはみ出した部分が、歯肉の内側のポケットに入り込んだりしていると歯肉炎になりやすいのです。虫歯に然り歯肉炎に然り、予防には歯磨きが一番です。今まであまり歯磨きに熱心でなかった人も、食後に必ず歯を磨く習慣をつけてもらいたいと思います。また、矯正治療は患者さんの協力なしには成功できません。矯正力の要ともいえる治療専用の輪ゴムや、取り外し式の矯正装置ともなると患者さんご自身で管理して口の中に装着してくれなければ全く作用しません。また、マルチブラケット法で治療していく際には、細いワイヤとか小さいブラケットは、時には切れてしまったり外れてしまうという事もあります。通院の感覚は月1回だったりする為、その間に前述したようなトラブルが起こり得るのです。そのときは大した事はないと思っても、次の診察日までに日数が相当空くという事もあるでしょうから、そうなると治療にも支障をきたしてしまいます。そういう場合にはかかりつけの矯正歯科に連絡して相談してみたり、来院し診てもらうなどのメンテナンスを行う事も時には大切です。お子さまの矯正治療となると、日々のメンテナンスが大変になるかと思います。ご家庭で一緒にいる時間、一緒に歯磨きをして丁寧に磨く事の習慣づけを共同で行っていくというのも良いでしょう。

介護用の口腔清掃器具

介護の現場では口腔を清掃することも多いのですが、その目的は口の清潔を保ちつつ、誤嚥を防ぐことにあります。ですから歯磨きも含め、口腔ケアは要介護者の生命に関わる重要な仕事なのです。その仕事を支える器具は沢山ありますが、スポンジブラシもその一つでしょう。細い柄の先頭にスポンジが付いた単純な器具ですが、粘膜を効率的に清掃することが出来ます。使い切りの商品が一般的で、1度使うとスポンジ部分はかなり汚れてしまいます。介護者の中には痰等が喉に絡んでいる人も多く、それらがスポンジに絡め取られるからです。スポンジブラシのサイズは多様ですから、用途に合わせて選ぶことが出来ます。次に挙げたいのが綿棒です。綿棒の中でも口腔用に開発されたものはサイズが大きく、色々な用途で使用することが出来ます。特に薬剤を塗布する時に重用します。3つ目に挙げるのが、粘膜用ブラシです。粘膜の面積は広いですから、それに合わせて柔らかい毛が広く植えられたブラシになっています。植毛部が球になっているものも使い方次第で役に立ちます。粘膜用ブラシには高級なものもあり、例えば電動吸引が可能な商品も存在します。最後に紹介する口腔ケア器具は、ウェットティッシュです。もちろんよく見かけるものではなく、口内に入れても問題の無いティッシュを指します。要介護者の状態によってはうがいが出来なかったり、吸引器具が使えなかったりします。そのような場合に、ウェットティッシュが代用品として活躍するのです。ウェットティッシュであれば本人や家族も持ち歩くことが出来ますから、必要に応じてすぐに準備することが可能です。

高齢者の元気を考える「唾液」

超高齢化社会を目の当たりにする日本社会ですが、人生100歳時代とは、なんだか信じられないような当たり前のような、そんな元気なお年寄りが日本各地にメディアを通して、その姿を披露してくれていますね。元気なお年寄りを見ると、なんだかこちらまで元気を頂いてしまうような気がするのは、彼らが本当に楽しんで老後を過ごしているからではないかと考えさせられます。様々な少子高齢化問題を抱えている日本社会ではありますが、元気なお年寄りに負けないように、若い世代も活気が欲しいものです。高齢者が様々なメディアでは、元気な姿を披露してくれていますが、実際には、年齢を重ねていくと様々な身体の機能の低下が始ります。年齢を重ねるごとに、様々な内服薬が必要となったりしますので、その副作用から、口の中が乾燥したりするような症状もみられるようになります。これは、唾液の分泌が低下する事などから、症状として現れてくるようなのですが、皆さんは、「唾液」が人間の健康を保つ事に大変重要な役割を果たしている事をご存知ですか?「唾液」には、様々な役割を果たしてくれているのですが、その第一の活躍が、お口の中の衛生環境の保持です。口内が、唾液によって潤っている事で、様々なお口の中の細菌が悪さをしないように食い止めてくれているような役割も果たしてくれているようなのです。口内には、常在菌と呼ばれている様々な菌が、常にいるのですが、このような菌たちから、唾液は私達の健康を守ってくれているのです。また、高齢者にとっては必需品とも言われる入れ歯などの装着も、唾液の分泌が低下する事によって、安定感を失ってしまうので、歯科などでのメンテナンスが頻繁に必要になってきます。食べ物を美味しく口から頂くという事は、健康によってとても大事なことなのですが、唾液によって食べ物は分解され消化されやすくなるのです。唾液の消化酵素が、食べ物を分解してくれる事で、私達は、食べ物から健康な栄養素を頂く事ができるようになるのです。皆さん、も元気なお年寄りをめざして、人生100歳めざし次の世代に元気を繋いでいきましょう。