反対派が注目するフッ素の「副作用」

効果は確かにあって、他の方法と併せる事で虫歯予防につながるフッ素塗布。ではなぜ、反対派の方達はフッ素に対して反対論を唱えるのでしょうか。その最大の答えは「フッ素長期摂取時の副作用を危険視しているから」ではないかと思います。フッ素による急性中毒・慢性中毒を懸念しているのです。蓄積を抑える為に摂取は避けるべきだという事なのです。様々な見解こそありますが、実はフッ素というのは海産物や農産物にも含まれている為、毎日の食事の中で天然のフッ素は摂取しているのです。先ほどの「副作用を懸念して摂取は避けるべき」という反対派の意見に対して推進派の反論はこの「普段から摂取しているのだから、用量を守れば問題はない」という意見なのです。確かに一気に大量摂取すれば身体に害を及ぼす可能性はあると言えます。例えば、20㎏くらいのお子さんが20人分のうがい液を飲んでしまったとなれば問題になります。フッ素添加の水道水・歯磨き剤でも用法・用量を守れば問題はないでしょう。従って、フッ素塗布によって仮に急性中毒を起こしたとしても、ごく軽い症状になるのではないかと推測されます。しかし反対派には、「可能な限り避ける事で、ダウン症や各種がん・腎臓・肝臓の病気などから遠ざけられる」と論じる方もいらっしゃいます。では、結局のところ我々は、フッ素による弊害をどの程度だと理解すればよいのでしょうか。まず私たちは水や食品から毎日1~2mg程度のフッ素は摂取しているとされます。身近なものだと白米で0.4㎎と言った風に。お茶なんかにも含まれています。フッ素で怖い病気が出てきた事例はいずれも、上水道フッ素化で1日1mg上乗せした場合だったりします。フッ素が完全にシロとは断言できませんが、少なくとも「塗布」くらいならば大きな影響はないだろうというのが双方の意見を見た私の印象です。何はともあれ、大事なのは「虫歯の予防」です。虫歯を放っておくと、歯並びや成人後の歯槽膿漏にも関わってきます。そのままいくと、最悪「歯無し」という結末が待っています。老後、美味しい物が食べられないというのは悲しいものです。虫歯を軽視するのは損ではないでしょうか。

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