年齢のサイン「唾液の分泌」

皆さんの口内には300~700種類前後の菌がいると言われています。特に就寝中には、お口の中の状態が密室状態になっているので、雑菌の繁殖が活発化されると言われています。こんな情報を小耳にはさんでしまうと恋人たちのモーニングキスに抵抗を感じてしまう人もいることとは思われますが、基本的に人の口内には良い菌もいますが悪い菌もいるものなのです。若い頃は、どんな食べ物を口にしても、翌日には口臭にはひびかなかったという方も、年齢とともに口臭が出始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。口内環境は、年齢とともに変化してしまうのは仕方がないことです。身体の機能が低下するように、お口の機能も低下してしまうのはごく自然なことです。若い頃は梅干しやレモンを想像しただけで唾液の分泌が促されたのに、年齢とともに口内の渇きを感じる方はいらっしゃいませんか。口内の唾液の分泌力が低下してしまうと唾液の殺菌作用が不足してしまい雑菌が活動しやすくなる口内環境に至ってしまうのです。急性的にドライマウスになった時には、お口の中の渇きに敏感になるものですが、年齢とともに徐々に唾液の分泌力が減少してくるとどうしても、口内環境の変化に気付きにくいものです。唾液を分泌しやすくするようにガムを噛む習慣を身に付けたり、日中はなるべく定時に水分を口に含むような習慣を取り入れることも良いでしょう。

日頃のケア

矯正治療を始めると、日常の生活面で気を付けるべき事がいくつかあります。まずもって「食後の歯磨き」です。歯の表面にブラケットが接着されており、そこに細いワイヤを張り巡らせる事で治療を行っていきます。ですので、どうしても歯間や装置に汚れが付着しやすいのです。放っておけば無論口の中は不潔になり、ゆくゆくは虫歯になってしまうでしょう。従って、矯正治療がスタートしたら、これまで以上に丁寧な歯磨きが必要となるでしょう。しかし、虫歯以上に歯槽膿漏が心配です。歯槽膿漏の最大の原因である歯肉炎が怖いのです。ブラケットの接着剤のはみ出した部分が、歯肉の内側のポケットに入り込んだりしていると歯肉炎になりやすいのです。虫歯に然り歯肉炎に然り、予防には歯磨きが一番です。今まであまり歯磨きに熱心でなかった人も、食後に必ず歯を磨く習慣をつけてもらいたいと思います。また、矯正治療は患者さんの協力なしには成功できません。矯正力の要ともいえる治療専用の輪ゴムや、取り外し式の矯正装置ともなると患者さんご自身で管理して口の中に装着してくれなければ全く作用しません。また、マルチブラケット法で治療していく際には、細いワイヤとか小さいブラケットは、時には切れてしまったり外れてしまうという事もあります。通院の感覚は月1回だったりする為、その間に前述したようなトラブルが起こり得るのです。そのときは大した事はないと思っても、次の診察日までに日数が相当空くという事もあるでしょうから、そうなると治療にも支障をきたしてしまいます。そういう場合にはかかりつけの矯正歯科に連絡して相談してみたり、来院し診てもらうなどのメンテナンスを行う事も時には大切です。お子さまの矯正治療となると、日々のメンテナンスが大変になるかと思います。ご家庭で一緒にいる時間、一緒に歯磨きをして丁寧に磨く事の習慣づけを共同で行っていくというのも良いでしょう。

介護用の口腔清掃器具

介護の現場では口腔を清掃することも多いのですが、その目的は口の清潔を保ちつつ、誤嚥を防ぐことにあります。ですから歯磨きも含め、口腔ケアは要介護者の生命に関わる重要な仕事なのです。その仕事を支える器具は沢山ありますが、スポンジブラシもその一つでしょう。細い柄の先頭にスポンジが付いた単純な器具ですが、粘膜を効率的に清掃することが出来ます。使い切りの商品が一般的で、1度使うとスポンジ部分はかなり汚れてしまいます。介護者の中には痰等が喉に絡んでいる人も多く、それらがスポンジに絡め取られるからです。スポンジブラシのサイズは多様ですから、用途に合わせて選ぶことが出来ます。次に挙げたいのが綿棒です。綿棒の中でも口腔用に開発されたものはサイズが大きく、色々な用途で使用することが出来ます。特に薬剤を塗布する時に重用します。3つ目に挙げるのが、粘膜用ブラシです。粘膜の面積は広いですから、それに合わせて柔らかい毛が広く植えられたブラシになっています。植毛部が球になっているものも使い方次第で役に立ちます。粘膜用ブラシには高級なものもあり、例えば電動吸引が可能な商品も存在します。最後に紹介する口腔ケア器具は、ウェットティッシュです。もちろんよく見かけるものではなく、口内に入れても問題の無いティッシュを指します。要介護者の状態によってはうがいが出来なかったり、吸引器具が使えなかったりします。そのような場合に、ウェットティッシュが代用品として活躍するのです。ウェットティッシュであれば本人や家族も持ち歩くことが出来ますから、必要に応じてすぐに準備することが可能です。

高齢者の元気を考える「唾液」

超高齢化社会を目の当たりにする日本社会ですが、人生100歳時代とは、なんだか信じられないような当たり前のような、そんな元気なお年寄りが日本各地にメディアを通して、その姿を披露してくれていますね。元気なお年寄りを見ると、なんだかこちらまで元気を頂いてしまうような気がするのは、彼らが本当に楽しんで老後を過ごしているからではないかと考えさせられます。様々な少子高齢化問題を抱えている日本社会ではありますが、元気なお年寄りに負けないように、若い世代も活気が欲しいものです。高齢者が様々なメディアでは、元気な姿を披露してくれていますが、実際には、年齢を重ねていくと様々な身体の機能の低下が始ります。年齢を重ねるごとに、様々な内服薬が必要となったりしますので、その副作用から、口の中が乾燥したりするような症状もみられるようになります。これは、唾液の分泌が低下する事などから、症状として現れてくるようなのですが、皆さんは、「唾液」が人間の健康を保つ事に大変重要な役割を果たしている事をご存知ですか?「唾液」には、様々な役割を果たしてくれているのですが、その第一の活躍が、お口の中の衛生環境の保持です。口内が、唾液によって潤っている事で、様々なお口の中の細菌が悪さをしないように食い止めてくれているような役割も果たしてくれているようなのです。口内には、常在菌と呼ばれている様々な菌が、常にいるのですが、このような菌たちから、唾液は私達の健康を守ってくれているのです。また、高齢者にとっては必需品とも言われる入れ歯などの装着も、唾液の分泌が低下する事によって、安定感を失ってしまうので、歯科などでのメンテナンスが頻繁に必要になってきます。食べ物を美味しく口から頂くという事は、健康によってとても大事なことなのですが、唾液によって食べ物は分解され消化されやすくなるのです。唾液の消化酵素が、食べ物を分解してくれる事で、私達は、食べ物から健康な栄養素を頂く事ができるようになるのです。皆さん、も元気なお年寄りをめざして、人生100歳めざし次の世代に元気を繋いでいきましょう。

反対派が注目するフッ素の「副作用」

効果は確かにあって、他の方法と併せる事で虫歯予防につながるフッ素塗布。ではなぜ、反対派の方達はフッ素に対して反対論を唱えるのでしょうか。その最大の答えは「フッ素長期摂取時の副作用を危険視しているから」ではないかと思います。フッ素による急性中毒・慢性中毒を懸念しているのです。蓄積を抑える為に摂取は避けるべきだという事なのです。様々な見解こそありますが、実はフッ素というのは海産物や農産物にも含まれている為、毎日の食事の中で天然のフッ素は摂取しているのです。先ほどの「副作用を懸念して摂取は避けるべき」という反対派の意見に対して推進派の反論はこの「普段から摂取しているのだから、用量を守れば問題はない」という意見なのです。確かに一気に大量摂取すれば身体に害を及ぼす可能性はあると言えます。例えば、20㎏くらいのお子さんが20人分のうがい液を飲んでしまったとなれば問題になります。フッ素添加の水道水・歯磨き剤でも用法・用量を守れば問題はないでしょう。従って、フッ素塗布によって仮に急性中毒を起こしたとしても、ごく軽い症状になるのではないかと推測されます。しかし反対派には、「可能な限り避ける事で、ダウン症や各種がん・腎臓・肝臓の病気などから遠ざけられる」と論じる方もいらっしゃいます。では、結局のところ我々は、フッ素による弊害をどの程度だと理解すればよいのでしょうか。まず私たちは水や食品から毎日1~2mg程度のフッ素は摂取しているとされます。身近なものだと白米で0.4㎎と言った風に。お茶なんかにも含まれています。フッ素で怖い病気が出てきた事例はいずれも、上水道フッ素化で1日1mg上乗せした場合だったりします。フッ素が完全にシロとは断言できませんが、少なくとも「塗布」くらいならば大きな影響はないだろうというのが双方の意見を見た私の印象です。何はともあれ、大事なのは「虫歯の予防」です。虫歯を放っておくと、歯並びや成人後の歯槽膿漏にも関わってきます。そのままいくと、最悪「歯無し」という結末が待っています。老後、美味しい物が食べられないというのは悲しいものです。虫歯を軽視するのは損ではないでしょうか。

日本とスェーデンの歯磨きの違い

「歯」に関する、こんな面白い記事をみつけました。スェーデンと日本での80際の高齢者が、それぞれ、どのくらいの「歯」の本数を温存しているかといったような調査をしたようです。皆さんは、具体的に、どのような数字を予想されますか?私は、全く浮かばなかったのですが、長寿国と呼ばれる日本は、世界的にみても高齢者が長生きする国なのですから、北欧のスェーデンよりは、歯の本数でいったら勝っているのかなと楽観的に予想を立てておりました。すると、その記事には、年齢が80歳である日本人とスェーデン人の温存している歯の本数は、【日本人:10本以下、スェーデン人:21本以上】であるというような記述がなされていました。この数字の意味するところは、遺伝的な違いであるのか、生活習慣の問題であるのか、はたまた食文化などの異なりが「歯」の本数に影響を及ぼしているのか、なんとも不思議な衝撃を覚えた記事内容でありました。実際は、このような、驚きの数字に関して、遺伝性、生活習慣、食文化など、様々な観点からの研究がなされているようなのですが、その中でも注目されるべき観点は、デンタルケアに関する認識の違いという事柄があげられるようなのです。スェーデンでは、日本で一般的に使用されているようなハブラシを使用していないようなのです。その形状の特徴としては、小さく丸みを帯びたブラシであるようです。さらに、歯ブラシでゴシゴシ歯を磨くというよりは、そのような、小さめのブラシで、歯の細かい箇所をチョコチョコ磨くといったような作業であるらしいのです。歯の隙間や根元などの、食べカスが溜まりやすい箇所を入念に磨くのだそうです。さらにそのようなブラッシングに加え、歯磨きと同じくらい、もしくはそれ以上に大切であると考えられているのが、デンタルフロスでのケアであるようです。デンタルフロスは、歯と歯の隙間を掃除するような道具になりますが、歯ブラシで、歯を磨く以上にデンタルフロスの重要性を掲げている理由は、歯にトラブルが最も起きやすい箇所から磨いていくというような手順になったようです。そのようなデンタルケアが、スェーデンでは一般的とされ、80際にして21本以上の歯の温存を可能にしているようなのです。

年代ごとのデンタルケアの重要性

「歯周病」は、年齢による免疫力の低下から起りやすくなると考えられているようです。加齢によって、歯周病が発生し易くなるのであれば、10代、20代、30代・・・と、歳を重ねるごとに、デンタルケアの求められる方法が異なってくる事に、気付いていない人が多いようです。若い年代で、歯周病菌が口内で、多少の悪さをして炎症を起こしても、免疫力が活発に働きかけを行う事で、軽度な炎症であれば治癒してしまっているようなのです。そのような事実を知らずに、いつまでも同じようなデンタルケアで十分であろうと思い違いをしていると、いつの日か、歯周病菌によって、歯の大多数を失ってしまうといった現実に、向き合わざる得ない日に直面してしまう人も少なくないようです。「歯」の健康は、年齢とともに失われるのが、自然現象であると思っている人々には、正しいお口のお手入れには、その損失を予防する事ができるという事柄に気付いて頂ければと思っています。毎日のお手入れに加え歯科医院などで、定期検診を受け虫歯や歯周病を予防することは、「歯」の健康だけではなく、皆さんの全身に関わる健康をサポートしてくれる役割を果たしてくれているのです。「歯」の健康の守る事は、「噛む」力によって「咀嚼」が脳への刺激を促進し、脳への血流を促す事から、認知症などの予防には働きかけると言われています。「噛む」という行動が、血液を脳へ送り込む働きをするポンプの役目を果たしているようなのです。ですから、健康的な「歯」を失ってしまうと、歯をくいしばったり「咀嚼」する力が弱まってしまうので、ボケが始ったり、認知症のような症状が現れやすくなると考えられているようです。このような状況を回避する為にも、年代ごとに必要なデンタルケアを知識として蓄え、また必要に応じて実行していく事は、健康的な老後のライフスタイルを設計する上での大切な骨組みとなりそうです。

歯ブラシの名称

今では当たり前のようにそう呼んでいる「歯ブラシ」という呼称も、明治時代にはマイナーな呼び方でした。当時は西洋歯ブラシの存在も知られるようになっていましたが、依然として「楊枝」と呼ばれていたのです。ただ構造は西洋歯ブラシと同様のものを使っていました。これを裏付けるのが、明治時代に催された内国勧業博覧会に関する記録です。それによれば、博覧会に出品された歯ブラシは「横楊枝」と名付けられていました。その博覧会が影響したかは定かではありませんが、大正時代に差し掛かる頃から徐々に西洋歯ブラシが量産されるようになり、名称も「楊枝」から変化していきました。歯ブラシという名称が定着し始めると、西洋に倣って豪華な造りのブラシも製造されるようになりました。例えば象牙や牛骨が材料として使用されたこともありました。ただこの頃はまだ現代の歯ブラシとは細かな造りを異にするものだったと言われています。さて、歯ブラシの歴史をもう少し深く探ってみましょう。世界的には、柄部と植毛部から成るあの形態の歯ブラシが使われ始めたのは10世紀だとされます。中国の遺跡で発見されたものがそれで、西洋も同時期に同じ形態の歯ブラシを使用していたかどうかは分かりません。因みに西洋で歯ブラシの存在を確認できるのは17世紀以降のことであり、それ以前の歯磨き文化は謎に包まれています。日本でも近代以前にどのように磨いていたのかは定かではなく、歴史家の解明が待たれるところです。では日本で歯ブラシの本格的な製造が始まった頃、メーカーは何を契機に生産を決意したのでしょうか。歯ブラシ製造の背景に西洋文化の流入があったことは間違いありません。当時の日本人がどのように感化されたのかは分かりませんが、そもそも江戸時代までブラシの文化自体が無かったことから、維新政府が積極的に商人に働きかけ、木製のブラシを制作させたことが契機になったと考えられます。つまりブラシそのものの開発が始まったことで、歯ブラシもまた量産の対象になったのです。量産が始まってすぐにブラシの文化に慣れたわけではなく、多くの日本人は試行錯誤を繰り返しながら洋式化を推し進めていきました。ブラシを心から必需品だと考えられるようになるには数十年を要したのです。

歯磨きに関する誤解

歯磨きは口腔の健康、全身の健康を守る上で大切な行動ですが、毎食後に磨くのは効果が小さいどころか、却って悪影響を及ぼすことがあります。それは、食事で分泌された唾液を洗い取ってしまうからです。唾液には口腔の環境を整える働きがあり、虫歯を予防したりします。虫歯は歯のエナメル質が酸で溶けることで生じますが、これを防ぐのが唾液なのです。ただ食後の歯磨きが習慣となっている人にとっては今更止めるのは難しいでしょうから、食後すぐではなく、30分くらい間を空けてから磨くようにしましょう。そうするだけで唾液の効果は発揮されます。ところで歯磨きに関する誤解はタイミングだけではなく、頻度や磨き方、道具についても存在すると指摘する人もいます。歯磨き剤は界面活性剤を多分に含んでおり、それで何度も歯を磨くべきでないと考える人もいれば、歯の表面に傾注した磨き方から脱却すべきだと喝破する人もいます。歯磨きの目的はプラークを除く事なのですから、表面を単純にゴシゴシするだけでは効率的に清掃することは出来ないというわけです。一生懸命磨いているつもりでも、歯学的にはプラークを取り除けていないのであれば、一刻も早く正しい磨き方を身に付ける必要があります。正しい磨き方は歯科医院で指導を受けるのが一番ですが、ここでも簡単にご紹介したいと思います。プラークを除くためには、まず歯間に注意して磨くようにしましょう。歯肉と歯との境界にも気を払います。そうすることで、歯周病に罹るリスクは減少します。この他にも、奥歯の溝等は注意を要する箇所として挙げることが出来ます。

介護用の口腔清掃器具

介護の現場では口腔を清掃することも多いのですが、その目的は口の清潔を保ちつつ、誤嚥を防ぐことにあります。ですから歯磨きも含め、口腔ケアは要介護者の生命に関わる重要な仕事なのです。その仕事を支える器具は沢山ありますが、スポンジブラシもその一つでしょう。細い柄の先頭にスポンジが付いた単純な器具ですが、粘膜を効率的に清掃することが出来ます。使い切りの商品が一般的で、1度使うとスポンジ部分はかなり汚れてしまいます。介護者の中には痰等が喉に絡んでいる人も多く、それらがスポンジに絡め取られるからです。スポンジブラシのサイズは多様ですから、用途に合わせて選ぶことが出来ます。次に挙げたいのが綿棒です。綿棒の中でも口腔用に開発されたものはサイズが大きく、色々な用途で使用することが出来ます。特に薬剤を塗布する時に重用します。3つ目に挙げるのが、粘膜用ブラシです。粘膜の面積は広いですから、それに合わせて柔らかい毛が広く植えられたブラシになっています。植毛部が球になっているものも使い方次第で役に立ちます。粘膜用ブラシには高級なものもあり、例えば電動吸引が可能な商品も存在します。最後に紹介する口腔ケア器具は、ウェットティッシュです。もちろんよく見かけるものではなく、口内に入れても問題の無いティッシュを指します。要介護者の状態によってはうがいが出来なかったり、吸引器具が使えなかったりします。そのような場合に、ウェットティッシュが代用品として活躍するのです。ウェットティッシュであれば本人や家族も持ち歩くことが出来ますから、必要に応じてすぐに準備することが可能です。