お口の環境を育てましょう

虫歯になりやすい人となりにくい人がいるのは、なんだかとっても不思議なことですよね。幼少期に「虫歯のない子」などといった形でクラス名との前で表彰を受けた方もなかにはいらっしゃれば、歯ブラシできちんと歯を磨いているにも関わらず半年に1回の定期検診では必ず虫歯が見つかってしまう方などもいらっしゃるでしょう。虫歯の発症には、遺伝的な要素が含まれるなどという専門家たちもおりますが、実際には人々の生活習慣の中に大きな要因が隠れているのではないかと問いかける専門家たちもいるようです。虫歯や歯周病などの口腔トラブルを予防するためには、毎日のデンタルケアを怠らないことが何よりも重要であると考えられおります。日頃からセルフケアとしてお口の中の環境を衛生的に保つためのケアに気を配ることが身についていれば、ある程度の虫歯や歯周病を発症させる遺伝的要素は回避できるのではないかなどとも考えられているようです。虫歯の原因菌でもあるミュータンス菌は、日本人のほとんどの人々の口内に存在する細菌です。皆さんのお口の中にいるミュータンス菌の数は個人差がありますが、そのミュータンス菌の数の多さが虫歯になりやすい人なりにくい人の差を生み出していると言われております。歯周病菌におきましても同様のことが言えますので、口内に住み着く細菌をなるべく減らすことのできる生活習慣を身につけることが今後、改めて注目されそうです。

出産と女性の歯

古来から女性は出産を経験すると「歯」を失うなどとも言われてきたようです。妊娠、出産をすることで、女性の身体の変化は大きく変化します。出産の経験とともに「歯」を失うということは、妊娠期から出産期に向けて女性の身体に何かが生じることを表しているはずです。

それらの変化が結果的に「歯」を失うことにつながっているのだとすると、女性たちはどのように自分の身を守りながら出産を迎えれば良いのでしょうか。妊娠中の女性はホルモンバランスの変化などから食べ物への嗜好の変化などが顕著になると言われています。

また、つわりによって口腔ケアを疎かにしがちになることも仕方のないことです。近年、研究者たちによって、妊娠中の女性の口内は、このようないくつもの要因が重なり合うことで、酸性に傾きがちになるといったようなデータもあるようです。妊娠中の女性の口内が酸性に傾くことは、虫歯になりやすく歯を失いやすくなることを示しています。

実際にこのような言い伝えが残されているは、現代の女性たちにも警笛をならしているのかもしれません。

歯周病菌から「歯」と「身体」を守る

歯周病は、「糖尿病」を悪化させると言われています。また、糖尿病だけではなく、全身疾患との結び付きを多くの専門家が研究し、数多くの報告が行われているようです。様々の報告されている研究データの中には、糖尿病との関連性の他にも、男性のEDや、アルツハイマー、女性における早産リスクなどの結び付きもあるようです。このような研究報告の示すものは、様々な全身の疾患に対する対処法として、まずは、歯周病の悪化を招かないような、歯周病の予防に関する、水際対策が必要なのではないかとった考え方です。あらゆる疾患の予防や、健康体を維持して行く為に、口内環境を整える事が、何よりも重要なことであるという事を差し示しているのかもしれません。毎日のお口のケアは、皆さんの健康維持を担っています。お口を労わる気持ちとその習慣が大切です。毎日の歯磨きに加え、歯間ブラシやフロスなどの様々な多角的にデンタルケアを、上手に取り入れ、日々、健康な歯をつくっていきましょう。健康な歯の価値は、失ってからでないと実感できないものかもしれませんが、失う前に「歯」を歯周病菌から守りましょう。

子どもたちの学び

幼い子供たちの歯みがきトレーニングを行っているお父さんお母さんの状況をお伺いいたしますと、

歯ブラシを嫌がるお子さまがトレーニング中に、

暴れたり泣きわめいたりすることなどによって、

ストレスを受けることなどもありますが、

実際には仕事に忙しい毎日の中で、お子様と向かい合って、お話ができるコミュニケーションの場として、大変有意義に過ごされているというようなことをお話しされる方々がいらっしゃいます。

子供たちの歯磨き習慣は大人になった時の歯の健康状態にとって大変重要な役割を果たしてきますので、どんなにお父さんお母様が忙しい日々の状況であったとしても、毎日のほんの15分程度の歯磨きトレーニングの間は、お子さまの目線で会話し、お子さまの様子を目一杯観察してあげてください。

まずは、おとうさんお母さんが健康な歯を手に入れるとともに、子どもたちに大切な健康な歯の存在に気づかせてあげることが大切です。

歯周病とは

歯周病を放っておくことの恐ろしさとして挙げられるのは、歯周病が最悪の事態の段階まで陥ってしまうと、歯茎の周りが空洞となってしまうために、歯が溶かされてしまい、菌が奥まで進行してしまうという風になってしまうわけです。

この段階での自覚症状としてよく挙げられるのは、口から腐敗臭がするというような、普段の口臭とは全く異なる匂いがしてきた場合などには、歯周病がかなり重篤な症状に至っているということを、予想した方が良いかもしれません。歯のぐらつきが、どんどん増していってしまえば、日常生活を送ることも困難になり、固いものだけではなく柔らかいものも食べにくくなり口から物を摂取するということすら困難になるという事態すら出現する可能性があるわけです。

しかし、何よりも重要なのは、このような段階においても、適切にブラッシングをしていくことで、ある程度口内環境を清潔に保つことができれば、歯周病の進行にも一定の効果があるようです。歯周病の最終段階として言われることの多い歯が抜けていくという連鎖的な症状を迎える前に、積極的に歯ブラシでブラッシングをしていくことが特に重要なことであるという風に言えるかもしれません。

そのために歯ブラシを有効に使っていく必要があると思います。

歯ブラシを適切に使うことで、歯周病や虫歯などといった人生を狂わせかねないような病気を未然に防ぐことができるということを知っておくべきではないでしょうか。

歯ブラシを変える意味

あまり、衛生的でない歯ブラシを、使い続けてしまうことは、自分自身の健康を、大きく損なうことにつながってしまうということを、よく、理解しておくことが重要だと、言えるでしょう。

最近の研究では、虫歯が、全身の病気に関わっている、などという結果も出ているなどという風に聞いたことがありますが、それに対して、歯ブラシの菌が影響するぐらいに、不衛生なものを使ってしまっていれば、全身の病気に、自分自身が積極的に加担しているとも、受け取られませんから、気をつけておくことが必要だと言えるでしょう。

インターネットでは、歯ブラシは、毛束が開くまで、使っていいのではないかという声や、どれくらい使ったら変えればいいのか、わからないという声や、そもそも、歯ブラシは変えなくてはいけないのか、熱湯などにつければ再利用することができるのではないだろうか、といった様々な声が聞かれていますが、はっきり言ってしまえば、1ヶ月に1回、を目安に、歯ブラシを変えておくと、健康的なブラッシング生活が送れると言えるでしょう。

歯ブラシによっては、残念ながら、1ヶ月もたないものもありますが、基本的には、1ヶ月を目安に、歯ブラシを変えるというふうに考えておくと、いいと思います。

しかし、1ヶ月を待たず、毛束が開いてしまっているものなどは、適切に、プラークを除去することができませんから、早めに、変えておくことが必要だと言えるでしょう。

高齢者の「嚥下障害」を予防しよう

皆さんが口から取り込んだ食べ物や水分空気などは、「食道」や「気管」に入り込み、皆さんの身体機能を維持するためのエネルギー源として活用されていきます。口から取り込んだ食べ物や水分は「食道」へ、空気は「気管」に、本来は取り込まれるはずですが、年齢とともに「飲み込む力」や「咀嚼の力」が衰え始めると、食べ物や水分が誤って気管に入り込んでしまうことがあるようです。「飲み込む力」や「咀嚼の力」が衰えてしまい、うまく飲み込めないことを「嚥下障害」と言います。「嚥下障害」は、「誤嚥(ごえん)」を引き起こし、高齢者など免疫力が弱まっている人々が「誤嚥」を引き起こすと「肺炎」などを発症する原因に結びついてしまうと考えられているようです。「誤嚥」が引き起こす「肺炎」は、「誤嚥性肺炎」などとも呼ばれ、高齢者の死亡原因の上位にもランキングされております。「誤嚥性肺炎」の原因ともなりうる「嚥下障害」を予防するためには、毎日の口腔ケアに加え、歯科などの専門医の定期検診などを受診することが重要視されております。「嚥下障害」は、食べ物や水分などだけではなく自分自身の唾液を誤って気管に取り込んでしまうことからも「誤嚥性肺炎」」を引き起こすと言われておりますので、高齢者にとっては毎日の口腔ケア習慣の有・無が命取りとなってしまいかねないのです。

正しい歯ブラシ選び

正しい歯磨きブラッシングは、正しい歯ブラシ選びから始まるのとも言われております。とは言いつつも正しい歯ブラシの基準というものがなかなかわかりづらいところでもあります。いつも歯ブラシの買い替え時期には、何となく以前購入した歯ブラシを手に取ってしまわれていらっしゃる方々も少なくないのではないでしょうか。ドラッグストアには星の数ほどを歯ブラシが並んでおりますが、実際に皆さんがその星の数ほどもある歯ブラシの中から選択されている1本とはどのような歯ブラシになりますか。歯ブラシ選びに重要なことは、まず歯ブラシの形状における各パーツが、皆さんにとってふさわしいものであるのかということが重要となるようです。歯ブラシは、主に「ヘッド」「ハンドル」「ネック」などと呼ばれる3パーツに分類され認識されることが多いですが、それぞれのパーツが、皆さんのお口にとって最適であるものを選びのかなくてはなりません。またお口の形状というのは個人差があり、歯の形は大変複雑のものですから、多くの方々から評価の良い歯ブラシであっても、皆さんにとって最適な歯ブラシであるということは言い切れないことをまずご理解いただきたいたいです。また皆さんのお口の中は、年齢とともに変化を遂げますので、年齢を重ねるごとに歯磨き選びの見直しなども重要となってくるでしょう。毎日のデンタルケアをきちんと行なっているにも関わらず、歯科医の定期検診なので、必ず虫歯や歯周病が見つかる方は歯ブラシ選びが、ずうまくいってない可能性もあります。

50代以上の方々に、口内トラブルなどに関してアンケートを取ってみると、若い頃に正しいデンタルケアを身につけておけばよかったなどといったようなコメントが数多く寄せられるそうです。歯の健康は、失ってからでないとなかなか分かりづらいものでもありますが、実際に日本人の多くが歯の痛みや炎症が出てからでないと、歯医者さんには行きたくないというような思いがあるようです。実際に皆さんが直近で歯医者さんに行かれたのは何時頃でありましたか。最近では、予防としてご家庭でご自身の歯をケアできる様々な製品が出回っておりますので、歯医者さんでの定期検診が苦手という方であっても、ご自宅でご自身の歯のケアを試みながら、積極的に歯の健康チェックを行っていただきたいものです。お口に合った歯ブラシをお選びいただくとともに正しいブラッシングやデンタルフロスなどを使って、歯と歯のあいだの汚れをきちんと取り除くことなどが重要であるようです。ご自宅では、すでに固まってしまった歯垢を除去することは難しいですが、食後に正しいブラッシングやデンタルケアを行っていれば、ある程度の歯垢は防げると考えられているようですので、なかなか歯医者さんに行く勇気がないという方は、予防としてのご自身での正しいデンタルケアを身につけてみてはいかがでしょう。

虫歯の治療法

虫歯の治療法には、大きく分けて3つの方法があります。「詰める治療」「被せる治療」「欠損を補う治療」の3つです。今回はその方法をそれぞれ診ていきたいと思います。まずは1つ目の「詰める治療」です。これは比較的軽度のむし歯に対して行う治療です。虫歯になった箇所を削り、保険適用の治療ではプラスチック(レジン)やパラジウム合金などを用いて詰めます。詰め物はインレーとも呼ばれます。保険適用外のものとなると、アレルギーや咬み合わせ、審美面なども考慮した金合金のメタルやセラミックなどで治療を行う事も可能となっています。続いて2つ目の「被せる治療」についてご紹介します。こちらは、歯髄をとったり、歯冠が大きく損なわれている詰め物による治療で対応が出来ないという場合に用いられます。「クラウン」とも呼ばれたりします。こちらも詰める治療同様、保険適用外となりますが金合金・セラミックでの治療が可能です。そして最後に「欠損を補う治療」について。こちらの治療法に関しては、残念ながら歯を失ってしまった場合に行う治療となります。歯の欠損数が少ないのであれば「ブリッジ」と呼ばる方法で、多くの歯が失われてしまっている場合には入歯治療となるのが一般的など言えるでしょう。入歯も、素材によっては保険適法で出来る物と保険適用外の治療となるものにわかれます。また、入歯やブリッジでの治療以外に、手術をしてインプラント(人工歯根)を埋入するという人もいます。